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     平成20年度研究計画
...............  研究主題
 すぐれた日本語の担い手を育成するために
         確かで豊かな国語の力を育む授業の創造
  〜「読むこと」「書くこと」領域の研究を軸とした実践を通して〜    

実践課題
1、「話すこと・聞くこと」
  自分の思いや願いを、正しく豊かに話したり、相手の立場に立って聞いたり、相手や目的を意識して話し合う力を高める指導のあり方
2、「書くこと」
  自分の思いや願い、相手や目的を意識して、正しく豊かに書く力を高める指導のあり方
3、「読むこと」
 ・目的に応じて、言葉を大切にしながら正確に読みとる力を高める指導のあり方
 ・豊かに想像し、読み味わう力を高める指導のあり方
4、「言語事項」
  3領域を支える基礎基本としての言語事項のあり方
      研究仮説
「読むこと」領域
 単元毎に適切な目標を設定し、時数配当、年間指導計画を工夫して、言葉を大切に扱う授業を創造することにより、限られた時間の中で、子どもたちに「確かで豊かな言語」を理解する能力を身につけさせることができる。

「書くこと」領域
 子どもたちに、相手意識や目的意識を持たせ、学年の系統性や指導計画の見通しを持って指導することにより、正しく豊かに表現する力を身につけさせることができる。
      研究内容
1、研究の柱
 「読むこと」領域 
  (1)目的に応じて、言葉を大切にしながら正確に読み取る力を高める指導のあり方
  (2)豊かに想像し、読み味わう力を高める指導のあり方
  (3)日常生活における読書活動が活発に行われるようにする指導のあり方
  (4)声を出しての読みに関する指導のあり方
  (5)実践例の少ない教材の研究
 「書くこと」領域
  (1)自分の思いや願いを、相手や目的を意識して、正しく豊かに書く力を高める指導のあり方
  (2)「石狩の作文指導計画」をもとに、各市町村サークル・各学校・各学級の「作文年間指導計画」の確立
  (3)書くことが役に立つ場の設定を工夫する。(社会体験、自然体験との有機的な関連など)
  (4)意欲喚起、取材、構成、記述、推敲、評価に関する指導のあり方
2、具体的な取り組み
 授業者及び研究サークルは、研究協議を深めるために、1年目は「読むこと」領域、2年目は「書くこと」領域から研究領域を選ぶこととする。次にそのねらいに基づき、どのような教材観のもとに教材を選定したのか、どんな方法で取り組んだのかを明らかにする。ねらいへの迫り方は、いくつも考えられる。追試実践できるように、具体的な文書として残すとともに、できる限りVTRなどとしても資料を残す。最後に、成果と課題を明らかにする。文書化することで残されたものがよく見えてくる。成果がわかることで、次への追求意欲へとつながっていく。「読むこと」領域では、実践例の少ない教材の研究に重点を置く。「書くこと」領域では、指導計画を意識した多くの実践例や提言を集めていく。
      研究方法
 研究内容を考慮し、また、研究意欲の向上を目指して、以下の方法で研究を推進する。
1、平成20,21年度の2カ年研究とする。
2、各市町村サークルは、研究内容について組織的な研究を行い、主題の解明を図る。
3、中心サークルを設け、授業提言を行う。(各市町村の提言には、授業場面のVTRを積極的に活用する)
4、研究領域の選定にあたっては、1年目は「読むこと」領域、2年目は「書くこと」領域から選ぶこととする。「読むこと」領域については、できるだけ実践例の少ない教材を選定する。また、中心サークルが選定した同一教材で、分科会の討議を深める。「書くこと」領域については、学年、教材の統一はしない形で、分科会の討議を深める。
5、実技・理論研修会などを開催し、日常実践に直接的、間接的に役立つ学習の場を設定する。
      研究体制(組織・運営)
1、研究中心サークルを、平成20年度は北広島市、21年度は江別市、22年度は千歳市とする。
2、分科会構成は、低・中・高の3ブロックとする。ただし、分科会協議の深化を図るため、午後の部は各市町村の提言状況を考慮して、レポート数により時間配分を考慮する。
3、分科会での研究協議は、中心サークルの授業提言のほか、各市町村の提言を主とする。個人レポート提言も可とする。
4、推進委員会(部会役員、各市町村の研究推進委員)を組織し、研究計画の具体化と集約、二次集会の運営等について協議する。
5、定期的に機関紙「はまなす」を発行する。中心サークルの様子や研究ガイド等を情報化して、取り組みの向上と焦点化に役立てる。